仕事内容:自動車工場
基本的には製造ラインでの流れ作業になります。
他にはボディー組み立て、塗装や溶接、自動車工場には様々な作業部署があります。
女性と男性とでは、受け持つ仕事に違いがあり、女性は主に品質管理、部品発注などです。
また、男女ともほとんどが生産ラインの仕事なので、特別な資格や技能は要りません。
自動車工場は大きく分けると部品工場と組みたて工場に分けられています。
部品工場では、エンジン、車のドア、車のボンネット、ボディー、屋根の部分の製造加工、組立工場では車各部品の組み立てなど、ベルトコンベヤーの上で行なわれます。
車体のプレスや溶接はロボット作業です。
自動車部品の検品はベルトコンベヤーで流れてくる部品を検品します。
部品と部品をつなぐ溶接加工は、車のボンネットやドアなど大きい部分はロボットが作業を行い、小さい部品の溶接は人が行ないます。
だから、アーク溶接の資格を持っていると有利です。
車体の塗装作業はボタン押しや数値入力でできます。車体全体の組み立ては人が行います。
自動車工場は24時間体制で操業していますが、給料、アルバイト料などは配属される作業部署により異なります。
また自動車工場は郊外で駅から離れた場所にあるので、たいてい寮や社宅が完備されています。
雇用形態としては正社員や契約社員は少なく、派遣社員が一番多いです。
もし、自動車工場での勤務を希望している場合、主に派遣会社に登録し、派遣会社から派遣社員として派遣されるという勤務形態になります。
正社員や契約社員の場合は数ヶ月間試用期間があり、お互い合意のもとで正式に正社員や契約社員となります。
採用条件としては、特別な資格がなくても未経験OKなのですが、自動車整備士、アーク溶接といった資格を持っていると有利です。