仕事内容：医薬品の工場
研究・開発部門は大学卒・大学院卒の技術を持った人材が必要ですが、工場現場での製造ラインの仕事はパート・アルバイト未経験OKです。
でも製造部署でも高卒・専門学校卒と定めている製薬会社もあります。
製造ができあがった医薬品は現場でチェックされます。
製造過程でもそのつど医薬品の品質チェックが行なわれるので製造部門でも技術を持っている人が配属されています。
医薬品は国が定める薬事法により、大変厳しい管理・監視のもと一貫した製造、流通が行われています。
だから、ただ製造ラインについていれば良いというだけではなく、製品の品質記録なども行うので、かなり細かい作業をしなければなりません。
製造された医薬品の保管・管理・出荷に適切な湿度や温度や光のあたり具合などによる影響からも徹底した品質管理が行われています。
このように医薬品工場では、未経験者と技術者が共同で働いています。
また、製薬会社には様々な部署があり、薬といっても錠剤、液体、顆粒などいくつかの形状に合わせた製造加工が行われています。
ある製薬会社の造粒部門で働いている人は、顆粒薬剤加工に携わりながら新入社員の教育や訓練なども行なっています。
開発研究部門ではトローチ状のソフトカプセルの研究に取り組んでおり、過去に開発した薬が世に出回り、トラブルなど回避したりと大変やりがいのある仕事です。
また、錠剤、カプセル、果粒状になった薬を包装するという仕事もあります、
医薬品の工場ワークスでは自分ひとりで新薬ができるのではなく、大勢の人がかかわって新薬が出来上がるという大変やりがいがある工場勤務です。
この業界は他の工場勤務と異なり、給料額が高く初任給は平均18万、ある大手企業は23万円も支給されます。