かゆみが我慢できない時の対処法
「かいてはいけないと分かっていても、かかずにはいられない」そんなかゆみが我慢できないときの対処法をご紹介します。
まずは、かかないこと
かゆみが我慢できないときの対処法として、「かくな」というのは、対処法になっていないとお叱りを受けそうですが、肌がかゆいときに、まず気をつけなければいけないのは、かかないことです。
経験がある人も多いと思いますが、かゆみというのは、かけばおさまるというものではありません。
一時的には楽になったとしても、その後でもっとかゆくなってしまうものです。
かゆみを我慢するのは大変ですが、まずはかかないことが、かゆみを悪化させないためには重要です。
大事なのは保湿
乾燥肌を原因とするかゆみへの対処法としては、何よりも肌を保湿することが重要です。肌が乾燥していると、かゆみが促進されます。
肌の保湿成分が失われている入浴後は、特に保湿が必要です。入浴後には、クリームなどを塗って保湿に努めましょう。保湿効果がある入浴剤などを使うのもお勧めです。
かゆみを防ぐために
かゆみを起こさないようにするためには、いくつか注意すべき点があります。
まず、お風呂でゴシゴシと力をいれて体を洗っている人は、乾燥から肌を守ってくれている皮脂膜を洗い流してしまうことになるので、やさしく洗うようにしましょう。また、熱すぎるお風呂は、同じように皮脂膜を洗い流してしまって、乾燥肌を招き、かゆみを起こしやすくなります。
お酒や辛いものは、控えめにしましょう。皮膚は温まるとかゆみを感じやすくなります。
肌に触れるものは、刺激の少ないものを使うようにしましょう。石鹸やシャンプーなどや、衣類などを肌への刺激が少ないものに変えると、かゆみを生じさせにくくなります。
しつこいかゆみは、皮膚科を受診
かゆみの原因にはいろいろあります。上記は、乾燥肌を原因とするかゆみを前提にしていますが、アレルギーなどが原因になっているかゆみもあります。
なかなかかゆみが収まらないときは、専門医を受診して、かゆみの原因を特定して、原因にあった対処法を取る必要があります。