バスタイムや生活習慣を見直そう
乾燥肌の人は、知らず知らずのうちに、肌によくない生活習慣を繰り返していることがあります。
そんな乾燥肌の人にありがちな共通点をご紹介します。
自分に当てはまっているものがないかチェックしてください。
熱いお風呂に長くつかっている
冬になると、あたたかいお風呂はとても気持ちがいいものです。これを読んでいらっしゃる方の中にも、入浴が冬の楽しみという方もいらっしゃるでしょう。
しかし、熱いお風呂に長い時間つかっていると、肌から皮脂が流れ出してしまいます。
皮脂は、天然の保湿クリームであり皮脂膜を形成するものですから、皮脂が不足する状態は、できるだけ避けなければなりません。
入浴する際には、あまり熱いお風呂に長くつかることは避けて、保湿効果がある入浴剤などを使うようにするといいでしょう。
体を洗いすぎている
入浴の際には、皮脂を失わせないことが乾燥肌対策のポイントになります。
体の洗いすぎには、要注意です。
特に、脱脂力が強いボディーソープなどを使って、ゴシゴシと念入りに洗うようなことは、肌の深刻なダメージを与えかねません。
体を洗うときは、天然の成分の石鹸などを使って、やさしく洗うようにしましょう。
バランスの悪い食事をしている
栄養が偏ってしまうと、皮膚に栄養がいきわたらなくなります。皮膚の新陳代謝を高めるビタミンAをはじめとする各種のビタミンや、皮膚の角質細胞を形成しているタンパク質などが不足すれば、肌が順調に再生されず、乾燥肌の悪化を招きます。
不規則な生活をしている
不規則な生活も乾燥肌を悪化させるもとです。睡眠時間が短いと、皮膚の新陳代謝がスムーズに行われなくなり、肌の状態を悪化させてしまいます。肌のターンオーバーが活発になるのは、夜10時〜深夜2時の間だといわれています。できるだけ10時前には布団に入るようにするといいでしょう。
いかがでしたか。乾燥肌になるのを防ぐためには、生活習慣を見直すことも必要です。これらのチェックポイントに当てはまる人は、少しずつでも改善していってください。