どうして石垣島で培養されているのか?
ミドリムシに集まる期待
ここ最近様々な業界でミドリムシに関する話題が取り上げられるようになっています。というのも最近の研究でミドリムシには様々な可能性があることがわかってきたのです。例えば人間に必要な栄養素がほとんど含まれている事から、健康食材として役立てることが出来るという研究結果が出ました。そのほかにも石油の代替品として利用する事ができ、今後の研究次第では、プラスチックや燃料の原材料として利用する事が出来る可能性が出てきたりと、驚くほど多くの可能性がある生物として注目されています。
ミドリムシの培養
非常に多くの可能性を持つミドリムシですが、それらを現実のものにするためにはミドリムシをより多く培養できる環境を作らなければなりません。というのもミドリムシは生物なので、増えるといってもそれほど早いペースでは量が増えず、食材として利用する事は出来ても燃料やプラスチックの原材料に使用するにはまだまだ量が足りません。この状況を改善するために新しい培養方法の研究が進められており、その研究施設の一つは石垣島に建設されています。
どうして石垣島なのか
どうしてミドリムシが石垣島で培養されているかというと、石垣島にはミドリムシの栄養の基となる太陽の日差し、ミネラル豊富な地下水や汚れが少ない空気といったミドリムシの培養には欠かせない要素を多く持つのに加え、平均気温が高い事から培養にもっとも適した気温をキープした状態で培養を続けることが出来ると、培養施設が建設され、地元でミドリムシを使った創作料理を出すカフェや、ミドリムシから精製された燃料で走るバスといった研究成果がみられるようになっています。ある程度研究が進んだ現在でもまだまだ課題は多いですが、いつか多くの課題が解消されれば、深刻化するエネルギー問題の解決の糸口も見つかるでしょう。