ミドリムシの大きさ

ミドリムシの大きさ

ミドリムシの大きさ

ミドリムシは、最近の康食品ブームで、瞬く間に知名度が上がりましたが、実際どのくらいの大きさなのでしょうか?
「ムシ」と言うからには、ある程度大きくて毛虫みたいな感じ?
と思われているかと思いますが、
ミドリムシは「昆虫」ではありません。
微生物の一種で、動物的要素と植物的要素を併せ持つ鞭毛虫の仲間です。
水辺に生息し、葉緑体を持ち光合成をします。

 

大きさは、長さ0.03ミリ〜0.1ミリ程度。幅、0.01ミリととても小さいものです。
髪の毛の断面でさえ、0.07ミリですから、かなり小さいことがお分かりになると思います。
重さとしても、ほぼ、髪の毛に等しい、又は、それよりも軽いと考えられます。

 

しかしながら、この顕微鏡でなければ見ることが出来ないほど小さな生物でありながら強大なパワーが秘められているのです。

 

ミドリムシ1グラム当たりで、健康食品の代表格青汁(ケール・モロヘイヤ・大麦若葉)の数十倍の栄養素を蓄えています。

 

ミドリムシの栄養素は実に59種類。
アミノ酸(18種類)・不飽和脂肪酸(11種類)・ビタミン(14種類)・ミネラル(9種類)・βグルガン他(7種類)と言う事です。

 

正直、これだけでは、あまりピンと来ないと思います。
実際、他の食品と比べてどの程度の量なのか比べてみましょう。

 

ミドリムシ1グラムに含まれる栄養素に対して他の食品ではどのくらいの量が必要なのでしょうか。
亜鉛なら、クルマエビ50グラム。ビタミンB12なら、卵黄50グラム。鉄分、ホウレンソウ50グラム。ビタミンB2、鶏ささみ50グラム。ビタミンB1、豚レバー50グラム。
となります。

 

こんな小さな体に、これだけの栄養素が含まれているとは、驚きです。
現代社会で、栄養素の偏りは無視できない問題です。
少量で、効率よく栄養素を吸収できるミドリムシは万能アイテムとも言えます。


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