資源不足の救世主?ミドリムシが原料のプラスチック
石油消費削減のために
ミドリムシは様々な研究機関で研究が進められており、それぞれまったく違った使われ方が考案されています。その内の一つがプラスチックの原材料として利用するというもので、実際に人工的に培養されたミドリムシを使って作られたプラスチックが生成できる段階まで研究は進められています。プラスチックの原材料である石油は現存しているものがいつ無くなるか分からないのが現状で、石油資源を削減するための手段としてミドリムシを利用したプラスチックの開発には大きな期待が集まっています。
ミドリムシを利用するメリット
ミドリムシをプラスチックの原材料に使用する最大のメリットは簡単に原材料を増やすことが出来るという点にあります。ミドリムシは当然生き物なので、石油のように現在あるものを使用するだけでなく、培養させることでいくらでも量を保つことが出来ます。さらにミドリムシを使って作られたプラスチックは従来の石油を使ったプラスチックよりも耐熱性に優れているなど性能面でも優れている面がみられるので、今まではプラスチックで作ることが出来なかった製品にもミドリムシ製のプラスチックが使われるようになるかもしれません。
今後の課題は
非常に夢のあるミドリムシ製のプラスチックですが、まだまだ実用化には程遠いのが現状です。プラスチックの生成には成功したものの、ミドリムシの培養には多大なコストが掛かり、現在使われているだけのプラスチックをミドリムシだけで作り出すのは非常に困難です。これから先はどれだけミドリムシを低コストで、かつ大量の培養することが出来るかが課題となっているので、これから先の研究結果が実を結び、ミドリムシ製のプラスチックが市場に出回ることに期待しましょう。